北国街道
古代・中世は北陸道、近世に入り北国街道と呼ばれるようになった。近世には、参勤交代のルートとしても使われ、金沢城下を横断する幹線道路として城下の発展に大きく寄与した。現代も交通・経済の要所として金沢市の発展を支えている。一方、藩政期以来の都市構造として守り受け継がれてきた歴史遺産でもあり、大半の区間で拡幅されものの城下の入口の象徴であった上・下両口の松門跡や森本の松並木(県史跡)、一里塚跡等は地区のシンボルとして語り継がれてきており、修景整備や由緒書などで後世に伝えていくべき道路と位置づけている。 |